TERUHIKO BLOGてるひこブログ

門屋組

JV定例会議(重要文化財道後温泉本館神の湯ほか3棟保存修理その他工事)

2021-02-27 06:02


『風呂の日JV定例会議』

2月26日(金)、100年先に誇る我がまち松山のたから重要文化財道後温泉本館神の湯ほか3棟保存修理その他工事のJV会議(門屋組・成武建設・富士造型)が行われた。毎月の風呂(26のフロ)の日はJV定例会議の日であるが、保存修理工事が開始(←その時の様子はこちら)されてから2年と1ヵ月が経過した。

令和3年2月20日で労働延べ人数が11149人、労働延べ時間が89192時間となり、我がまち松山・道後のたから磨きが急ピッチで進められている。本日も先月の議事録の確認、そして今年1年全体と来月1ヶ月の工程確認が行われるとともに、緊急事態宣言明け(リバウンド)に控える新型コロナウイルスへの感染対策強化に向けた安全・品質・衛生管理について話し合った。

保存修理工事は長きに亘るが、JV並びに協力会社一丸となって保存修理工事を日々邁進しております。コロナには絶対負けない気持ちを強く持ちつつ、松山・道後の活性化を目指していけるよう建設業界も頑張るぜい。本日もご安全に!!!

 


『文化スポーツツーリズムアワード2020受賞』

P.S.:令和3年2月10日(水)、スポーツ庁・文化庁・観光庁が主催する「文化スポーツツーリズムアワード2020」に、道後REBORNプロジェクトが受賞(←発表内容はこちら)されました。この賞は国内外旅行者の増加や地域への経済効果波及につなげている取組を表彰するもので、文化財工事を期間限定の観光資源として磨き上げ、アニメや工事見学会で発信し、地域の「ピンチ」を「チャンス」に変えている点が大きな評価につながりました。

特に工事見学会では、「素屋根の中で、保存修理工事の専門家から直接解説を聞くことができる」や「工事の進捗によりコースや解説を変更する」という約93%の参加者より「大変満足」と回答され、リピーターも多かったことが挙げられている。また、参加者にヘルメット等を貸出し、保険に加入するとともに、工事事業者の協力により、ルートや養生の現場確認を実施する等して、安全を確保しながら工事見学会が楽しめる工夫も評価につながりました。100年先に誇る我がまち松山のたから(道後温泉)は、工事中にも関わらず大きく共感が広がっています。