『川内高速インター目指して』
11月14日(土)~15日(日)、2009年度(社)松山青年会議所委員会旅行ミステリーツアーに旅立った(前年度は2008年12月7日のブログ参照)。私は2009年度、帽子委員長率いる総務委員会で1年間活動させていただいた。その締めでもある委員会旅行ミステリーツアーに総務メンバーの4名たちは、帽子号に乗り込み、川内高速インターを目指したのであった。
このミステリーツアー、帽子委員長以外は、まだどこに行くのかも聞かされていない始末。しかし、誰も分からない知らされていないのが、このミステリーツアーの魅力である。佐伯くんは、「委員長、どこに行くんすか~?」と・・・。奥村さんも佐伯くんに便乗するかの如く、「ねえねえ、委員長どこ行くん?」と、帽子号の中では「ざわざわ」と不安と期待で入り乱れていた。私もまったくもって分からなかったが、この時は「中国地方じゃなかろうか?」と予想はしていた。そんな心境の中、私たちは昼食を食べるべく、石鎚パーキングエリアに入ることにした。「一体、どこに行くのだろうか」と思いながら・・・。
昼食にうどん、チャンポン、生姜焼き定食と、各々種類の違う料理をお腹に収め、満腹で欲求を満たした私たちは、再び高速松山道を走り出した。途中で迎える数々のインターチェンジの分岐点では、帽子委員長が入るふりをしては入らないという行動をすることで、更に焦らして私たちをミステリーな世界に引きずり込む。そこで佐伯くんは、「ホント、どこ何すか?どこ何すか?」と、うろたえていた。
次第に行き先が絞られていく中、瀬戸大橋を通過する帽子号。青空の下、颯爽と掛け走っていく。瀬戸大橋を渡り切ったところのパーキングエリアで、小休止することにした。ここで帽子委員長から私たちに、ミステリーツアーの詳細が告げられたのである。「鳥取県米子市の皆生温泉です」と・・・。私は去年妻と結婚する前に訪れたことがあった。鳥取県は皆生温泉の他に、日本海一水揚げ量を誇る境港と、ゲゲゲの鬼太郎で知られている水木しげるロード(水木しげる記念館)が有名である。私たちの気持ちは、不安感から期待感へと一気に変化し、鳥取県を目指したのであった。
突然の雨にも見舞われながら、愛媛県松山市から約3時間30分の時間で、本日御厄介になる鳥取県の皆生温泉宿である「NO.1グループゆるり」に到着した。到着して直ぐに温泉に浸かり、長時間の旅の疲れを癒すことにした。温泉パワーで疲れた体が一気に回復する。体が回復したところで、市街地にある夕食会場へと、タクシーで移動した。
活魚「味楽」で夕食を食べることにした一行。鳥取県と言えば、やはりカニ・魚・イカの海鮮物であろう。尿酸値の高い私にはかなり酷な問題であるが、今日は楽しい委員会旅行。四の五の言わずに、2009年総務委員会の皆さんとの出会いと絆に、ただ楽しんだ。
2次会ではカラオケを満喫し、1年間のストレスを爆発させるかの如く、皆で歌を歌いまくった。こうして、ミステリーツアー一日目が終了した。
15日の朝、起きると、昨日、歌を歌いまくった影響で喉がかなり痛かった。その横で一人、ただ淡々と朝飯を食べ、温泉に入る帽子委員長の姿があった。奥村さんと佐伯くんと私の3名は、チェックアウト時間ぎりぎりまで睡眠していた。一日お世話になった「NO.1グループゆるり」に感謝の念を込めてお別れをした。帽子号に乗り込んだ一行は、鳥取県境港市にある水木しげるロードを目指すのであった。
水木しげるロードに到着し、私たちを待ち受けていたのは、水木先生によって作り出された数々の妖怪たち。鬼太郎・目玉おやじ・ねずみ男たちが、私たちを出迎えてくれた。歩くこと10分、水木しげる記念館に到着し、水木しげる先生の生い立ちや、数々の妖怪たちを見学することにした。一通り見学すると、漫画家にして妖怪研究家、冒険旅行家でもある水木しげる先生の全貌が明らかとなった。
境港センターのお土産売り場で見学し、昼食に海鮮丼を食べた私たちは、鳥取県にお別れを告げ、愛媛県松山市へと帰省することにした。帰り道で、ガソリン切れというプチハプニングもあったのだが、約4時間の移動の末、無事に帰ることが出来ました。帽子委員長、佐伯くん、長時間運転していただきまして、誠にありがとうございました。
1泊の2009年度(社)松山青年会議所委員会旅行ミステリーツアー(鳥取県)、本当にありがとうございました。1年間を通じ、帽子委員長筆頭に総務委員会では楽しくさせていただきました。まだ今年1ヵ月と少し残っていますが、皆さんのお役に立てるよう精一杯努力していこうと思います。誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
『石鎚パーキングエリアにて・・・』
石鎚パーキングエリアにて、昼食を食べることにした一行。私はうどんをチョイスしました。←本当は日本そばが良かったんですが・・・。
『瀬戸大橋を走行中』
晴天の青空の下、帽子号は颯爽と瀬戸大橋を駆け抜ける。気持ちのいい風が印象的でした。
『突然の雨』
鳥取県米子市に向かう途中、突然の雨に襲われた。フルワイパーでも中々拭きとれない強い雨にビックリしました。
『長時間のドライビングの末・・・』
「NO.1グループゆるり」に到着した。私の手に持たれている見せかけだけのアルミケースも一緒です。注意:中にはパソコンしか入っておりませんので悪しからず・・・。(笑)
『温泉に浸かり体は癒された』
しばらくまったりモードで動くことが出来なかったメンバーたち。やっぱり湯上りにはビールで乾杯でしょう。「カンパーイ!」
『夕食会場、活魚「味楽」』
市街地にある夕食会場、活魚「味楽」に移動し、皆で夕食を共にした。さて、どんな料理が出てくるのかな・・・。
『カニ鍋セット』
鳥取県と言えばやはりカニでしょう。松葉カニを一杯使ったカニ鍋は、いい出汁の出た美味しい鍋でした。一時、誰もものを言わなくなったのは言うまでも無い・・・。
『アカミズの生き作り』
アカミズは愛媛で言うアカハタのことだと思う。こんな状態になってもビクビク動いていました。とても美味しかったです。
『カラオケで大熱唱』
2次会はカラオケに移動し、日頃のストレスを歌でぶつけ合いました。歌を帽子委員長、踊りを奥村さんがコラボし、ここに総務委員会ユニットが組まれました。奥村さん、いい腰の振りでしたよ。(笑)
『お別れの皆生温泉宿』
昨日の大熱唱で、朝一から疲れが見え隠れするメンバーたち。1日お世話になった皆生温泉宿にお別れを告げた。
『水木しげるロードを歩く』
数々の妖怪たちがお出迎えしてくれ、水木しげるロードを歩くことにした。愛媛県と違い、日本海に面した鳥取県の風は、冷たく寒かった。薄着の奥村さんは、プルプルと震えていた。
『水木しげる記念館で鬼太郎と一枚』
水木しげる記念館に入館し見学した。水木しげる先生の生い立ちなどが、分かりやすく掲示されていた。この鬼太郎は実際の背の高さであるそうだ。名前:鬼太郎、身長:約130cm、体重:約30kg
『鬼太郎と握手して・・・』
最後に鬼太郎と握手して、水木しげる記念館にお別れを告げた。
『水木しげる記念館前で一枚』
水木しげる記念館前で記念写真を撮ることにした。こう見ると奥村さんは確かに寒そうである。風を引かなければよいが・・・。
『最後に帰り道にて・・・』
妖怪食品研究所という名の、食べ歩き目玉おやじまんじゅうを購入した。手に持っているのが目玉おやじまんじゅうである。最高の鳥取県ミステリーツアーでした。総務委員会の皆さん、本当にありがとうございました。