『ガードレール奥から幻想的な光が躍る』
先日、友人からの一報で「ホタルがいっぱいおったよ!」の声を聞き、居ても立っても居られずに10年ぶりに吉藤にある~ラドン温泉~ホタル公園に家族で訪れた。歴史を振り返ると、門屋組2代目(門屋 知照)がこよなく愛したこの場所を~ラドン温泉~ホタル公園(←その時の様子はこちら)を創り名付けたのが10年前の門屋組創業100周年を迎えた時の事・・・。ホタルの飛び交う豊かな自然環境を地域一丸となって守り抜き、次世代の子どもたちに元気で明るいホタルたちを見せたい一心だった。それから4年の歳月が経ち、昭和57年よりここ吉藤へホタルが住みやすい環境とともに次世代へ輝かしい未来を託すべく、情熱を注いだ方(石橋 道則 翁)を称え、世話人代表(能田 英明 氏)をはじめ関係各位で顕彰碑建碑式(←その時の様子はこちら)も開催した。
あれから6年が経ち、コロナ禍でまさかこんな大変な世の中になると想像もつかなかったが、友人から貴重な一報を受け、11歳になった長女ともう直ぐ9歳になろうとするツインズを連れてくることができたのである。ゆらゆら揺れながら幻想的な光を発するホタルたちを見て、「あっおったよ!」「あそこにもおる!」と興奮する娘たちの姿を見て、短い時間ではあったが連れてきて良かったと心から思った次第だ。忘れてしまいそうだった初心を思い返せる機会をくれた友人をはじめホタルたちに感謝しつつ、10年経った今、引き続きホタルの飛び交う豊かな自然環境を地域一丸となって守り抜き、次世代の子どもたちに元気で明るいホタルたちを見せてあげられるように努めていきたい。幻想的で歴史振り返る夜でした。
『暗闇に輝くホタルの光』
10年前にホタルを撮影した際は、真っ暗で何も映らなかったが、10年間の文明の進化によって何とかiPhoneカメラでホタルを撮影することができた。ホタルの寿命は短いので、見れる時期はあと少し・・・。もし、~ラドンの郷~ホタル公園に来られる際には、道路挟んだところに敷地があるのでご自由に車を停めてください。