家紋の数はおよそ2万点とされている。家紋の成り立ちは平安時代中期頃とされているが、当時は家紋(家の紋=シンボル)というよりも、身印(みしるし)と呼ばれ、高貴な人を象徴する目印として、牛車や持ち物にマークとして用いられたようである。門屋組では、マル留のマークが家紋のようなものといえよう・・・。
そもそも、何で家紋のことを調べてみたかと言うと、父に「門屋家の家紋ってどんな模様なん?」と聞いたところからが始まりだった・・・。すると父は「おい、あの提灯どこにあったかの~」と言い、母が「ああ~あれね」と、その提灯を押し入れから持ってきてくれたのである。その提灯を見てみると、丸に三つの柏が描かれていた。調べてみると、これは三つ柏と呼ばれ、神前に供物を供える時に器代わりに用いられ、神聖なものとして尊ばれたそうである。鎌倉時代には、すでに武家が文様として用いている。三葉よりなる三つ柏が良く知られているが、バリエーションの多い家紋の一つであるようだ。そんな門屋家の家紋というのを、人生32年間の中で初めて知った私・・・。今一度、自身の家の家紋を知ることも、現代社会に於いて大事なことだと深く認識させられた。この家紋の知識を、これからまた次の世代に引き継いでいきたいと思います。
TERUHIKO BLOGてるひこブログ
プライベート
門屋家の家紋
2011-03-06 03:03