TERUHIKO BLOGてるひこブログ

プライベート

要安静の日

2011-02-14 06:02

 『プリン体の少ない食事』

 痛風が発症してから4日目を迎えた・・・。薬を飲み続けるも、相変わらず親指付け根の炎症は引く素振りを見せてくれない・・・。痛風を発症させてしまうと、こんなにも心身ともにブルーになってしまうということを、身を持って体験することに・・・。全国の痛風持ちさん、皆さんの痛かったお気持ちは、よく理解できました。今日は一日、一切外に出ることなく要安静の日として、ベッドの中でゆっくりさせてもらいました。お父さん、お母さん、一日奏来を見てくれて、本当にありがとうございました。今日一日に感謝します。
 PS:インターネットで痛風のことを色々調べてみると、案外勉強になったので、ここに記しておきたいと思います。現在、痛風患者は約50万人いるとされております。これは、現在の松山市の人口に匹敵します。

 痛風の原因は、血液のなかにある尿酸という物質の濃度が異常に高くなる「高尿酸血症」である。生活習慣の悪化によって尿酸値が上昇し、ある一定の限界を超えると、尿酸が結晶となって関節にたまり、 激しい関節痛を引き起こす。これが痛風の原因である。さらに症状が進行すると、 尿酸の結晶は腎臓をはじめとする内臓にも沈着し、 命にかかわるような合併症を引き起こす。従来、痛風といえば中年男性の病気であったが、近年では女性や若年層にも広がりを見せている。痛風が増えた原因は肥満の増加、特に内蔵脂肪型肥満の増加だと考えられている。

 痛風の初期症状は、痛風発作 と呼ばれる「風が当たっても痛い」というほど激しい痛みと腫れが特徴である。痛風は、まず血液中の尿酸値が高い「高尿酸血症」からはじまる。高い尿酸値を放置していると、尿酸は針状の結晶となって身体のあらゆる場所、特に関節に沈着します。 尿酸の結晶が沈着したところに痛風発作 が現れる。この痛風発作による初期症状は非常に激しく、 関節が赤く腫れ上がり、数日間全く歩けないほどになる。しかし、この初期症状は1週間から10日ほど経つと治まり、やがて痛みはなくなってくる。ところが、初期症状が治まったからといって、痛風が治ったと思うのは大間違い。尿酸値をコントロールしなければ、痛風の症状は着々と進行する。

 痛風や高尿酸値血症の治療にはプリン体を多く含む食品を避ける食事療法が行われる。 以下はプリン体の多い食品と少ない食品の一覧を示したものである・・・↓ ↓ ↓ 

プリン体の量 食品
極めて多い
(300mg以上)
鶏レバー、マイワシ干物、アンコウ肝酒蒸し、カツオブシ、煮干、干ししいたけ
多い
(200-300mg)
豚レバー、牛レバー、カツオ、マイワシ、大正エビ、マアジ干物、サンマ干物
少ない
(50-100mg)
ウナギ、ワカサギ、豚ロース、豚バラ、牛肩ロース、牛肩バラ、牛タン、マトン、ボンレスハム、プレスハム、ベーコン、 つみれ、ほうれん草、カリフラワー
極めて少ない
(50mg未満)
コンビーフ、魚肉ソーセージ、かまぼこ、焼きちくわ、さつま揚げ、カズノコ、スジコ、ウインナーソーセージ、豆腐、 牛乳、チーズ、バター、鶏卵、とうもろこし、じゃがいも、サツマイモ、米、パン、うどん、そば、果物、キャベツ、トマト、 ニンジン、大根、白菜、ひじき、わかめ、昆布

※体質的に尿酸を排泄する機能が弱い人など、痛風の原因は必ずしもプリン体の摂りすぎだけではないが、尿酸値の高い人はプリン体をできるだけ摂らないにこしたことはない。プリン体の1日の摂取量が400mgを超 えないように注意するのがベストのようである・・・。今後ともプリン体には十分注意したいと思います。