『絆が生んだ落成式』

　10月17日（日）、道後山の手ホテルにて、みやぎクリニック落成式が盛大に開催された。松山市平井町の地に、シックなデザインのみやぎクリニックが完成し、今ここに、確固として揺らぐことのない絆が生まれたのであった。
　6月2日の大安の日に、みやぎクリニック新築工事の地鎮祭を執り行ってから本日の落成式までの4ヵ月と2週間、私たちは数々の思い出とご縁をいただくことができました。地鎮祭では、お施主様より心温かな茶菓子のおもてなしをいただくばかりか、心の奥底に響く「お願いします」の一言に私たちは感動し、重見所長をはじめとするマルトメ協力会社の皆様と共に、現場一丸となって本工事に取り掛かることができました。地図に歴史に心に留まる仕事に携わることができたのも、お施主様をはじめ、設計監理者であります新企画設計株式会社様並びに本工事に関わるすべての皆様方のおかげでございます。施工者を代表しまして、心からの感謝と御礼を申し上げます。
　建物も人と同じで生きております。元気がいい時もあれば、元気がない時もあります。建物が完成してからが私たちの本当のお付き合いでございます。これからも何とぞ、末永いお付き合いのほど、よろしくお願い致します。みやぎクリニック様の今後益々のご発展とご繁栄を、門屋組一同心からお祈りしております。本日は誠におめでとうございました。
　PS：矢野相談役、重見所長、林くん、本日のご縁の場に分かち合うことができましたこと、心より感謝申し上げます。また、今日一日写真撮影を担当してくれた林くん、本当にありがとうございました。

　『「伊予万歳」のお祝の舞』

　松山地方の町村で祭礼や縁日等には、必ず舞台を作ってこの「万歳」が執り行われ、演目も「松山名所づくし」「豊年踊り」「宮島心中」「お染久松」「忠臣蔵」「義経千本桜」「溝辺騒動」など多彩で、踊りの合間に「仁和賀（にわか）芝居」を入れて色づける場合がありました。北条地域で伝承されている「伊予万歳」の保存団体は、純然たる同好者の集まりで、演技も極めて素朴であるところに特色があります。私たちはその堂々たる松の祝いの舞を拝見し、明日への活力（パワー）を伊予万歳様よりいただくことができました。力漲る祝いの舞を、本当にありがとうございました。