『マル留マスクの中に隠された秘密』
知っている人は知っているマル留マスクの中に隠された私の秘密を話そうと思う・・・。実は、41年と10ヶ月生きてきて未だに1本だけ乳歯が存在するのだ。根入れ深さがない中で、よくぞここまで持ちこたえてくれている。ネットで調べてみると、乳歯の本数が20本に対し、永久歯は28本、親知らずも含めると32本となる。乳歯と永久歯の違いは、歯の表面の白い部分である「エナメル質」やその内側にある「象牙質」が厚く、頑丈にできているとの事・・・。
忘れもしないのが、小学5年生の時に「この1本だけ抜けんのよ。どしたんやろか?」と母に問い、すぐさま歯医者さんに行くと「下に永久歯がないかもしれんね~」と言われたのを強く記憶している。それから数十年が経過して大人になり、医療機器も進化を遂げてから再び歯医者さんで診てもらうと、レントゲンに写し出された乳歯の下に永久歯は存在しなかった。乳歯はエナメル質や象牙質が薄く歯の根も短いため長持ちせず、20年前後で抜けてしまうことが多いそうだが、その倍以上となる41年と10ヵ月間、耐え忍んで共に人生を謳歌している1本の乳歯君に心から感謝したいと思う。これからも共に・・・。
『銀歯に包まれた乳歯君』
右下の銀歯に包まれたのが、41年と10ヵ月間共に生きている乳歯君。どこまで持つかわからないが、いけるとこまで共に人生を歩んでもらいたいと思う今日この頃・・・。最近の歯の悩みは、親知らずのせいかわからないが、下の前歯1本のみが年々と内に内にと追いやられていることだ。非常に不憫に思っている。