2月18日(金)、にぎたつ会館にて、(社)愛媛県建築士事務所協会主催による、平成22年度第33回愛媛県内高校生建築競技設計表彰式が盛大に開会された。昨年より、僭越ながら(社)愛媛県建築士事務所協会の理事という立場を仰せつかっている私・・・。2011年度を迎え、私にとって初めてと言える理事として盛り上がることのできるチャンスが訪れた・・・。そして、33年という長きに渡る高校生建築競技設計の表彰式で、後援団体様並びに建築家として将来を担う高校生たちをお迎えすることができたのであった・・・。(社)愛媛県建築士事務所協会佐々木会長による開会ご挨拶が行われた後、競技設計入賞者への表彰式が行われた。
高校1年生の競技設計課題は、木造平屋建て住宅のトレースである。近年、建築図面もCAD化が進み、パソコンによる図面作成がごく一般的となってきた。しかし、建築士の試験は、CAD化が発展した現代においてもいまだ手描きであり、CADでは表現することができない肝心な創造力を産み出すことができるのが手描きなのである。
高校2年生の競技設計課題は、6人程度で住む快適な住まい「二世帯住宅」の設計である。各部屋の広さや家族の導線を意識していないと快適な住まいを設計することができないのが二世帯住宅・・・。家族構成を創造し、平面計画に自分の想いを落とし込むことが重要となってくる・・・。1年生で培った製図の基礎を意識しながら図面を描くことが高評価に結び付くといえる。
高校3年生の競技設計課題は、卒業設計ということで自由な発想と創造力を駆使した自由設計である。コンセプトにはその設計に至った熱い想いがそこに描かれ、1年・2年で培った今までの知識と経験が大きな高評価に結び付くものとなっている・・・。すべてを出しつくした高校生たちの顔を拝見すると、達成感と清々しさに満ち溢れていたのを感じた・・・。111点からの作品の表彰は、段取りよく次々と行われた。こうして、平成22年度第33回愛媛県内高校生建築競技設計表彰式は閉会を迎えたのであった・・・。
本日は平成22年度第33回愛媛県内高校生建築競技設計表彰式に参加させていただきまして、誠にありがとうございました。受賞されました高校生の皆様、この度の受賞、誠におめでとうございました。理事として今日の表彰式に参加させていただいて、私の高校時代の恩師たちに再会できたことと、高校生たち(後輩たち)の自信に満ち溢れた姿を拝見することができたことが、私にとって最高の喜びでありました。有意義な一日にさせていただきましたこと、心からの感謝と御礼を申し上げます。今後益々、建築家として将来を担う高校生たちがご成長されますことを願いますとともに、(社)愛媛県建築士事務所協会のご発展とご繁栄を門屋組一同切にお祈りしております。本日は誠にありがとうございました。
PS:(社)愛媛県建築士事務所協会の事務局の皆様、早い時間からの設営・段取りをしていただきまして、本当にありがとうございました。今後私も、もっと盛り上げていきたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。
(社)愛媛県建築士事務所協会佐々木会長による開会ご挨拶が行われました。
(社)愛媛県建築士事務所協会佐々木会長による開会ご挨拶が行われた後、競技設計入賞者への表彰式が行われました。すべてを出しつくした高校生たちの顔を拝見すると、達成感と清々しさに満ち溢れていたのを感じることができました。受賞されました高校生の皆様、この度の受賞、誠におめでとうございました。
3月9日(水)~13日(日)の間、10時から19時までエミフルMASAKIにて、(社)愛媛県建築士事務所協会による第26回高校生建築アート展が開催されます。建築家として将来を担う高校生たちの、魂が込められた一つひとつの作品を見ていただけたらと思います。入場は無料となっておりますので、是非多くの皆様のご来場を心待ちにしております。よろしくお願い致します。