5月22日(金)、愛媛県中小企業家同友会第3回伊予・松前支部総会がえひめ共済会館で開催された。開会に先立って、伊予・松前支部長の田中正志氏による開会挨拶が行われた。田中支部長は、支部理念である、「私たちは同友会の学びを常に我社で活用できないかを考え、社員の幸せ実現のため、事業を発展させます!」を打ち出し、今一度学びの大切さを再認識しましょうと仰った。
第1部、総会議事が行われた。総会議長を田中支部長が行い、スムーズな進行の下、第1号から第3号議案まで全ての議案提案を執り行うことができた。こうして無事、第3回伊予・松前支部総会を迎えることができたのである。
引き続き第2部に移り、記念講演が行われた。記念講演では、講師に株式会社マルブン、代表取締役の真鍋明氏で行われ、講演テーマを「中小企業は圧倒的強みで存在感を打ち出せ!」で進められた。
先生は冒頭では、今、100年に一度の大不況が訪れていると仰った。しかしこんな不景気でもあせってはいけない、これは大不況ではなく、自分の思い通りにならない時代がやってきたのだと言った。このような強い気持ちの言葉の裏には、社訓(真鍋家の家訓)である、「決してあせらないように」という創業当時から伝えられた想いがあった。この社訓を共有している株式会社マルブンさんの全社員の体制の強さが、講演冒頭だけで強く感じさせられた。
マルブンらしさで勝負する為に、圧倒的強みを見つけるべく、色んなことを追求していった。
・おいしさの追求―農家めぐりと商品開発
・まごころのサービス―人のぬくもりをあなたに
・ちがいを存在感に―お金をかけずに徹底
量を追わずに質を追っていくことに徹底し、全ての食材を手作りで手間ひまかけて作ることに専念し、そして人を喜ばせることを第一に考え、ドライからウェットの人間関係づくりを行うことで、競合他社よりも圧倒的強みを持つことに成功したのである。
経営者の仕事として、自ら学び、自ら動くことを重点に置き、人材育成とチームづくりが大事であると仰った。そして心理学の勉強している先生は、これを取り入ることにより、社員のベストな脳の状態で経営理念や価値観の共有を図れることに成功しているという。ドレミファソラのラの音が脳を活性化させることができるそうだ。
これからも株式会社マルブン様の目標達成の為、全社員が夢に向かって進んで行くことを、深く願っております。貴重なご講演誠にありがとうございました。
株式会社マルブンhttp://www.marubun8.com/
第3回伊予・松前支部総会、記念講演に参加させていただきましてありがとうございました。記念講演を聞いて元気をいただきましたこと感謝申し上げます。上手な司会進行及びカメラマンをしていただいた秀野さん、大政さん、大変お疲れ様でございました。愛媛県中小企業家同友会、伊予・松前支部様のますますのご発展・ご繁栄を願っております。
てるひこ
第3部はマルブンDKで懇親会であった。社員さんの心遣いと美味しい料理とお酒を堪能させていただきました。
伊予・松前支部の皆様から出産祝いに花束をいただきました。早速娘奏来の横に飾らせていただきます。ありがとうございました。