TERUHIKO BLOGてるひこブログ

プライベート

正月の貴重な親父との一時

2025-01-02 06:01


『自宅での最後の時間』

1月1日(水)(元日)、12月30日(月)の22時4分に天寿を全うしたスーパーひとしくん・・・。あれから3日目が経とうとしているが、正月の貴重な親父との一時を過ごすことができた。今日は朝から湯灌(ゆかん)と言われる納棺前に行う儀式が執り行われた。湯灌(ゆかん)とは、故人のご遺体を棺へ納める前に、故人の体を清めて仏衣に着替える儀式である。湯灌前には、逆さ水と言われる足から頭に向けて水を掛け流す作法で、故人の生前の悩みや苦しみなどを洗い流す意味があり、旅立ちの準備を整える仕様となっている。本日は、私から母、そして姉、義兄から甥っ子へと逆さ水で親父を清めていった。逆さ水後は、道後温泉入りの湯灌で親父の体は綺麗に清められるとともに、ヒゲの処理もしてもらい、我々遺族としてもこの上ない清々しい気持ちとなった。灸の痕を見られるのが嫌で、温泉好きなのに温泉に一度も行けなかった親父にとって、最高の瞬間になったことは言うまでもない・・・。白装束に身に纏ったスッキリした親父の姿を見て、天国への旅立ちの時を感じることができた。こうして、12月30日の親父の命日が、我々遺族にとって貴重過ぎる親父との最高の正月の時を過ごすことができたのであった。

P.S.:本日も多くの方々に親父を見ていただいて、ありがとうございました。正月の大変お忙しい中、御足労いただき、心から感謝を申し上げます。親父、天国への準備は整ったな。