『元気な姿で久々出社』
紺綬褒章とは、日本の褒章のひとつで、公益のため私財を寄附した者に授与される褒章である。昨年の2021年3月12日に門屋組3代目(門屋 齊)が90歳(卒寿)の節目を迎えるにあたり、今日まで歩んでこれた地域への感謝の気持ちを込めて、「ふるさと松山 ささえあいファンド ~新型コロナウイルス緊急支援~」に3000万円の寄附(←寄附した時の様子はこちら)をしたことで、この度、松山市様より紺綬褒章を賜った。
2月28日(月)は親父にとって久しぶりの門屋組出社となる。振り返ること12日前、2月17日に虚血性心疾患のカテーテル手術を行うために日本赤十字病院に入院した親父。虚血性心疾患とは、簡単に言うと心臓へ血液を送っている冠動脈が、動脈硬化の進行によって血管の内腔が狭くなったり、詰まったりすることによって引き起こされる病気である。入院して次の日に、血管拡張カテーテル手術を腕から心臓にかけて試みるも、腕から入ったカテーテルが首元で迷子になり、心臓まで到達できなかったことで1週間入院延長が余儀なくされた。そして1週間待った2月24日に、次は腕ではなく太腿足付からカテーテルを通して、無事に悪い個所の治療が成功した。手術後の2日後には退院して、無事に帰宅することができた親父・・・。主治医の先生からも「今回、これをやっといて良かったですよ!」との有難い言葉もいただいた。そんな12日間の壮絶な物語を経験して出社した親父は、紺綬褒章を目の前に嬉しそうな顔を浮かべていたのであった。
P.S.:親父、紺綬褒章おめでとう。そして、無事退院できて良かったな。次は3月9日に再び外来して次の手術の日取り決めとなるが、また一緒に仲間たちとゴルフできることを楽しみにしとるよ。「腕からは別にかまんが、太腿付根からのカテーテルはもう勘弁よ!」とつぶやいていた親父。太腿付根からはかなりの負担となるようです。
『内閣総理大臣からの賞状』
紺綬褒章に際し、勲章と共に賞状もあった。次は3月9日に再び外来して次の手術の日取り決めとなるが、また一緒に仲間たちとゴルフできることを楽しみにしとるよ。