TERUHIKO BLOGてるひこブログ

その他の会

松山商工会議所建設業部会

2010-09-04 12:09

 『建設業部会総会』

 9月3日(金)、松山商工会館にて、松山商工会議所建設業部会総会が開催された。長きにわたり、松山商工会議所建設業部会で尽力を尽くされた齊会長(79歳)は、松山商工会議所規約に記されている75歳までという年齢制限の為、本日の総会から私が引き継いで出席した次第である。新参者ですが若さとパワーで盛り上げていきたいと思いますので、今後ともご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。総会は、有光部会長の進行により、滞りなく執り行うことができたのであった。その後、講師の国土交通省 住宅局住宅生産課の矢部 洋美氏による、「住宅エコポイントについて」の講話が行われた・・・。
 昨今、エネルギー起源CO2の排出量は年々と増加している。これでは地球温暖化は加速し続けていく。そこで政府は、この実態を抑制するべく「明日の安心と成長のための緊急経済対策」として、環境性能の高い家電・自動車・住宅等の普及を促進させ、エコポイント制度の創設に踏み出したのである。また、デフレの進行に伴う実質金利上昇の下で抑制されている住宅投資・設備投資等への支援等により、景気回復を目指すのである。こうして、住宅版エコポイント制度は創設された。
 ポイントの発行対象として、エコ住宅の新築では、平成21年12月8日~平成22年12月31日に建築着工したのもで、平成21年度第2次補正予算の成立日である平成22年1月28日以降に工事が完了したものが対象となっている。また、エコリフォームでは、平成22年1月1日~平成22年12月31日に工事に着手したものとなっている。持家・借家、一戸建ての住宅・共同住宅は全て対象される。しかし、国からの補助を受けて窓や外壁等の断熱工事を行っている場合は、ポイント対象外となっている。高効率給湯器や太陽光発電設備等については、ポイント対象工事に該当しない為、これらに対する補助を受けていても、ポイントの発行対象になる。今まさに、住宅エコポイント支援制度を活用した省エネリフォームがお得になっている。

 ポイントの交換には、以下の5つの商品に交換することが可能である。
①省エネ・環境配慮に優れた商品
②全国で使える商品券・プリペイドカード(商品の提供事業者が環境寄附を行うなど環境配慮型のもの、公共交通機関利用カード)
③地域振興に資するもの(地域商品券、地域産品)
④環境寄附
⑤追加的に実施する工事の費用に充当(即日交換:エコリフォームを実施した上で、30万ポイントが発行されたものを、30万円分のキッチンリフォームをポイント活用することができる)

 住宅エコポイントの申請→発行→商品交換というのが一連の流れの住宅版エコポイント制度です。住宅エコポイントの申請書類の記入面(工事写真)では、少々分かりづらいところもありますので、相談していただけたら直ぐに対応させていただきたいと思います。本日は「住宅エコポイントについて」の講演をしていただきました矢部先生、心から感謝を申し上げます。これから門屋組社員一同、エコに対する考え方さらに進化させ、地域と共に地球温暖化対策に取り組んで参りたいと思います。今後益々の松山商工会議所のご発展と・ご繁栄を願っております。本日は誠にありがとうございました。