『天寿を全うしたプッチ』
これまで、キャッツ→キャッツ2→キャッツ3→キャッツ4→キャッツ5→キャッツ6→キャッツ7→キャッツ8→キャッツ9と、てるひこブログやインスタに登場してきた門屋家のアイドル猫「プッチ」が、泥棒ヒゲの「なーこ」(←その時の様子はこちら)を追うように2024年7月1日(月)9時28分に享年20歳でみんなに見守られながら天に召された。思い返すと、「プッチ」が門屋家に姿を現してから19年前、家への敷居が高く、家猫として認められていなかったが、泥棒ヒゲの「なーこ」の悲しい死を境に1年半年間は家猫として認められ、7月1日の本日まで共に歴史を刻んだ。出逢ってからの20年間は、良き招き猫であり、良き友であり、良き相棒として、門屋家と様々な歴史を共有して人と猫との垣根を超えた友情を育んできた。
「もういかん!」と、どう見ても体に異変が起こりはじめたのが6月30日の17時頃・・・。母の腕に抱きかかえられる中、顔は見る見るうちに今までに見たことのない形相へと変わっていった。「猫は死期を悟ると飼い主の前から姿を消す」という説があるが、その説を立証するかの如く部屋中の隅々をウロウロとして、今まで歩いたことない暗い場所を徘徊したが、暫くするともう自力で立つことができなくなってしまった。目が半開き、口は開き、呼吸するのみとなりながらも、異変が起こり始めてから亡くなるまでの約16時間をしっかりと生きていた。「プッチ」の事が大好きだった義兄と姉が、どういう訳か東京から松山に引き寄せるという不思議な力も目の当たりにした。みんなに見守られながら苦しむことなく、「プッチ」がとても幸せな一生を終え天寿を全うできたものと確信している。もう二度と、こっちを見ながら「ニャ~」と鳴く姿を見ることができないが、いつかどこかで転生した「プッチ」と会える日を楽しみにしている。
P.S.:2024年7月1日(月)9時28分、「プッチ」享年(20歳)。彼女のご冥福をお祈りいたします。今までありがとう。