新しい家族(2009年8月11日のブログ参照)を迎え入れ、そしてその5日後に、更に新しい家族(2009年8月16日のブログ参照)が加わり、15日間が経過した。
3匹の錦鯉たちは大分慣れてくれ、警戒心が無くなってきた。2匹のドジョウくんたちも相変わらず、砂の中に潜ったり、口をモグモグさせてみたり、目をパチクリさせてみたりして、ユニークな姿を見せてくれる。しかし、エビちゃんたちとブルーザリガニくんの姿が、最近まったく見えないのである。「どしたんやろ?」と私は妻にオロオロと言った。妻も「どこ行ったんやろね?」と言い返す。そして私は、「いつ出てくるか分からんけん見よってや」と妻に言って、仕事に出かけた。
その日晩、妻に「どやった?出てきた?」と問いただすと、妻が「ぜーんぜん見んよ」と言う。もう居てもたっても居られなくなった私は、強行手段に出た。それは、ブルーザリガニくんが巣作りしていた流木を、除けてみたのである。ゴロンとひっくり返した流木の下には、何も存在しなかった・・・。
熱帯魚に詳しい先輩にこの事を話すと、「ザリガニは脱皮の時に無防備になるけん、その時鯉に食べられてしまったんやね」と言った。そして、「基本的に鯉に対して甲殻類はダメやけんね」と教えてくれた。
共生・共存が失敗に終わってしまった水槽内であるが、悪気なく高い餌を食べてしまった錦鯉3匹たちを、これからは甲殻類と一緒にさせないように、愛情を持って接していきたいと思う。これらのやり取りをドジョウくんたちは、「俺たちゃ関係ないわい」と言わんばかりの顔をして、私の顔を見ていたのであった。チャンチャン
てるひこ