TERUHIKO BLOGてるひこブログ

プライベート

代々受け継ぐ留一郎の刃

2020-12-12 06:12


『枕元に置かれた留一郎の刃』

門屋家には代々伝わる刀がある。自身が小学生の頃、1年に1回くらい親父がどこかに仕舞っていた刀を取り出し、刀のお手入れ道具でお馴染みの赤ポンポンで鋼部を叩き、半紙でさっと拭き取るのだ。当時エネルギーに満ち溢れていた50数歳だった親父も今や89歳・・・。先日の事、「この刀どないしよう?」と言う親父に、「この刀は代々伝えていこうわい!」と答えた私・・・。脇差も含めた刀4本中、3本は質屋に買い取ってもらい、写真にある上段の軍刀名札付き1本を自身の部屋で預かることにした。下段にある忍者刀は、昔浅草で購入した模造刀である。門屋組創業者(門屋 留一郎)の名前と住所まで書かれた名札付きの軍刀・・・。次代が成長し整うまで、4代目の私がしっかりと受け持つことをここに誓う。

 


『留一郎の刃』

ご丁寧に名札付きの軍刀を預かることにした私・・・。かなりの達筆である。今、鬼滅の刃が世界中を虜にしているが、三姉妹もワクワクする刀ブームが再び到来する予感がプンプンするのであった。曾爺さん、留一郎の刃をしっかりと次世代に伝えていくよ。