TERUHIKO BLOGてるひこブログ

イッパチ会

イッパチ会カンボジア研修旅行2

2009-06-19 20:06

RIMG0002.JPG 『トゥクトゥクに乗り込んで・・・』

 昨日の長旅の疲れが嘘のように体から消えていた。今日は朝から、現在いるシェムリアップから約40km離れた場所にある、ベン・メリア遺跡を観光することにした。トゥクトゥク(三輪タクシー)2台と、バイクタクシー2台をホテル玄関口に呼び寄せ、いざベン・メリア遺跡に向けて出発した。
 シェムリアップから東へタクシーで2時間ほど走らすと、次第にジャングル地帯が目立ってきた。そしてついに長い道のりを経てベン・メリア遺跡に到着した。そこは、回りを見渡す限り、木と緑に囲まれたところであった。中を探索すると、石が至る所に転がっており、たくさんの木々と石が調和し、神秘的な印象を受けた。ちょうど「天空の城ラピュタ」を連想する感じである。雑音が聞こえてくることもなく、大自然の音色を体全体で強く感じることができた。
 ベン・メリア遺跡を出発した一行は、昼食を食べるべく、再び2時間という時間をかけて、シェムリアップの街に帰ることにした。その帰る途中、現地の人たちで賑わっていた市場に訪れた。市場には、生活用品やフルーツ・食糧など色んなものが売られていた。そんな中、我々の目に止まったものがあった。コオロギの姿焼炒めである。せっかくなので食べてみようということで、コオロギの姿焼炒めを購入した。1カップ1000リエル(日本円で25円)であった(1ドル=4000リエル=100円)。食べてみると、香ばしい味が口の中に広がった。食べた食感はエビにそっくりだった。しかし正直、2匹目を食べたいとは思えなかった。
 昼食をしっかりといただいた一行は、地雷博物館に行くことにした。1時間ほどタクシーを走らせると、間もなくそれは見えてきた。この施設を運営スタッフの写真や被爆者などの写真が公開されており、そしてたくさんの芯を抜かれた地雷や不発弾が飾られていた。これから小さい子どもたちが誤って踏むようなことがないように、まだ発見されていない地雷や不発弾の撤去を早く行ってもらいたいと、そう願った。施設を出発した一行は、再びシェムリアップの街を目指し、タクシーを走らせた。
 夕食時には、イッパチ会メンバーである清水さんが、一日遅れでカンボジアに駆けつけてくれた。再び出会えた友との再会と、今日の遺跡の素晴らしさに乾杯をした。今宵も笑いと笑顔の楽しい夜を過ごさせてもらった。今日一日無事であったことに感謝します。明日はついに世界遺産であるアンコール遺跡めぐりだ。               
    

てるひこ


RIMG0031.JPG 『ガソリンスタンド』

 道の所々にガソリンスタンドがあった。3L補給したそうで、リッター90円と少々お高い印象だった。カンボジアの1ヵ月の平均所得は日本円にして7000円だそうです。現地の人に聞くと、ガソリンが高くて大変と言っていた。

RIMG0052.JPG 『道脇の出店で購入』

 竹に包まれた、豆おこわのような食べ物。結構食べておいしかったです。

RIMG0082.JPG 『ベン・メリア遺跡』

 長い時間をかけて、ベン・メリア遺跡に到着した。石に付着した苔が何とも言えない味を出しているのが分かる。まるで「天空の城ラピュタ」を連想させる。木々と石とのコラボがいいですね。

RIMG0087.JPG 『元気をいただきました』

 ベン・メリア遺跡最終地点で元気をいただきました。石が無造作に積まれ、神秘的な印象を受けた。

RIMG0109.JPG 『川で水浴びをする現地の子どもたち』

 ベン・メリア遺跡のすぐ横にある川で、カンボジアの子どもたちが水浴びをしていた。コミュニケーションを図ろうと、山路くんの持っていたのど飴(C3000)を一人一人にあげてみた。すると美味しそうに皆食べてくれたのである。

RIMG0111.JPG 『日本とカンボジアの友好が結ばれた瞬間』

 最高の笑顔を私たちに与えてくれました。大きくなっても今日の事は一生忘れないで下さいね。

RIMG0119.JPG 『コオロギの姿焼炒め』

 勇気を振り絞ってコオロギの姿焼炒めをいただいた。食べてみるとエビの味と香ばしさが口の中で広がった。タクシーの運転手さんにもお裾分けを試みたが、食べてはくれなかった。

RIMG0140.JPG 『地雷博物館』

 たくさんの芯を抜かれた地雷が並べられていた。この地雷の被害にあった多くの人たちは、今も直、地雷の被害に怯えながら生活をしているのである。早く、子どもたちが安心して暮らせるカンボジアになってもらいたい・・・。

RIMG0154.JPG 『全員揃っての夕食タイム』

 清水さんが一日遅れでカンボジアにやってきた。長時間の長旅、本当にお疲れ様でした。
 移動時間6時間にも及ぶトゥクトゥクの旅は終わったのである。そしてガイドをしていただいているビトゥさん、今日はありがとう。また明日もよろしくお願いします。明日はメインである世界遺産のアンコール遺跡を探索します。