10月21日(金)、コープえひめにて、愛媛県中小企業家同友会伊予・松前支部10月例会が開催された。本日は今村幹事長が司会進行を務められる中、開会に先立ち、伊予・松前支部田中支部長の開会ご挨拶が行われた。田中支部長は、「3部構成で取り組んできた秋川先生による~企業の収益構造を高めよう~が本日で最終章を迎えます。しっかりと財務分析できる一人であるために、今日一日気づきと学びを得て、今後の企業発展に邁進していきましょう!」と仰った。その後、秋川会計事務所株式会社 取締役(秋川 保親 氏)による「自社の収益構造を知り 強靭な企業体質をつくろう」の講演テーマの下、報告会が行われたのであった・・・。
「決算書とは、どんな大企業であろうが中小企業であろうが、たった1枚の紙で表された究極の指標である。」秋川先生は冒頭で述べられた・・・。自社の決算書を見ている社長は3割程度とされ、また、経営改善の武器にしている社長は1割しか満たない・・・。これは大問題で、刻々と時間が流れるている中、目には映らないがお金も流動的に流れていっているのである。その大事な流れを人任せにする社長、把握できていない社長は多く存在している・・・。そのようにならない為にも、決算書に映し出された3点を経営者は分析する必要がある。それは、1に成長性(売上高の推移)、2に収益性(経営安定率)、3に安定性(流動比率・自己資本比率)の3つである。この3つを経営者はしっかりと把握し、今の景気のせいにするのではなく、どんな状況下になろうともしっかりと決断できる経営者でなければならない・・・。秋川先生の情熱の報告は続く・・・。
損益計算書、貸借対照表について秋川先生から学んだ私たちは、最後に先生から企業経営の3つの使命を教わった。それは、1に自らの組織に特有の使命を果たす、2に仕事を通じて働く人たちを生かす、3に社会の問題について貢献する、の3つである。これらのことを念頭に入れて、続くグループ討論において「自社のどこを変えたらいいですか?」のテーマの下、一期一会のメンバーとともに、グループ討論が繰り広げられたのであった・・・。
本日は愛媛県中小企業家同友会伊予・松前支部10月例会に参加させていただきまして、誠にありがとうございました。秋川先生の報告を聴いて、一度勉強した決算書の見方を忘れてしまっていた私がいました。経営者として、毎年、毎月、毎日の流動的なお金の流れを見ていく癖を身に付けていかなければならない・・・。人任せにするのではなく、しっかりと経営に向き合うことを本日秋川先生にご指導いただきました。失ってはいけない仲間たちがいる・・・。失ってはいけない家族がいる・・・。これからも、使命と責任ある経営者として邁進していきたいと思います。情熱の報告をしていただきました秋川先生、本日の貴重な機会とご縁を心から感謝致します。本日は誠にありがとうございました。
PS:スムーズな司会進行していただきました今村幹事長、本日は大変お疲れ様でした。愛媛県中小企業家同友会、伊予・松前支部の今後益々のご発展・ご繁栄を切に願っております。大政グループの皆様、本日の出逢いに感謝します。