TERUHIKO BLOGてるひこブログ

青年会議所

第1回有識者会議(意見交換会)

2011-02-10 13:02

 『講演テーマ』

 2月9日(水)、松山市総合コミュニティーセンターにて、(社)松山青年会議所 まつやま未来創造会議 まつやま食文化に関する研究する第1回有識者会議(意見交換会)が開会された。私たちまつやま未来創造会議の進むべき方向性の一つである「まつやま食文化に関する研究」が、本日記念すべき第1回目を迎えた。「みんなに自慢できるまち まつやまの創造」に向けた第一歩として、我がまち松山は、道後温泉、松山城、坂の上の雲、俳句など歴史的、文学的に全国へ発信出来るツールを数多く有してはいるが、まだまだ私たちが気付いていない松山ならではの魅力や、まだ知られざる松山の歴史・文化が数多く存在している。その魅力を発見し「みんなに自慢できるまち まつやまの創造」を実現する為に、私たちまつやま未来創造会議では、「まつやまの食文化」にスポットを当てて、研究して価値を共有していくことを進めていくのであった・・・。
 本日は第1回の有識者として、講師に土井中 照先生にお越しいただき、「バカ者からの提言~食によるまちおこしの光と影~」のテーマの下、まつやまの食文化について講演をしていただいた。土井中先生は私たちに、これまでの「まちおこし」となるきっかけと行動を赤裸々に教えて下さった。そして、今治鉄板やきとりの誕生の秘話や、全国にその名が知られていく沿革が明らかとなったのであった・・・。「やりたいことを想い続けると実現する」ことを、土井中先生から教わった・・・。
 知られざる松山の郷土料理やふるさと料理、そして「愛」あるブランド産品やヒントになる食べ物を確認した。すると、松山にはお菓子系やご飯モノが多いのが目立った・・・。これには、古くから松山藩で考えられた料理が伝統として残っていることと、甘い寿司飯が基本ベースとなり、味付けも全国的に見ると「甘い」というのが特徴とされている。主に鍋焼きうどん、松山ラーメンなど、出汁が甘いことが挙げられる。松山のヒントになる食べ物としては、江戸時代の料理書『鯛百珍』に登場する「和気の干し鯛」や全国地域によって味付けが違う「おでん」、坂の上の雲に登場する秋山真之の大好物だった「こやマメ」、お祭りの代名詞である金太郎飴の元祖といわれる「おたやん飴」など・・・。私たちの知らないまつやまの食文化が明らかなものとなったのであった・・・。
 こうして見てみると、知られざるまつやま食は数多く存在し、日本・世界にも通ずる宝が多く眠っていることに気づかされた・・・。私たちの知らない松山の歴史・文化・・・。色んな角度から見た私たちの住んでいる地域には、歴史・人物・祭り・文化・民俗・施設・食・風景・自然・花木・日本一・産業の魅力が盛り沢山詰まっている・・・。しかしながら、これだけの宝があるにしろ、地域に住む者一人ひとりが地域を愛することができなければ、地域発展させることは難しい・・・。結びに土井中先生は、一人ひとりが地域を愛し、そして文化発信していく為にも、「ストーリーを創ること」「感動を与えられること」の2つの必要性を私たちに伝えた。そして、「バカ者」「よそ者」「若者」が集い、アイデンティティを持って真面目に楽しむことが、まちおこしの成功に繋がるのだと提言された・・・。こうして、土井中先生による「バカ者からの提言~食によるまちおこしの光と影~」の講演は終了した。講演終了後、意見交換会にてフリーディスカッションが行われ、さらに「まつやま食文化」の知識向上が図られたのであった・・・。
 本日は大変お忙しい中、(社)松山青年会議所 まつやま未来創造会議 まつやま食文化に関する研究する第1回有識者会議(意見交換会)にご列席いただきまして、誠にありがとうございました。そして土井中先生、本日の貴重なご講演、誠にありがとうございました。心から感謝と御礼を申し上げます。記念すべき第1回目の有識者会議でしたが、私たちの知らないまつやまの食文化はまだまだ数多く眠っています。今後さらにまつやま食文化の知識向上を図り、地域で価値を共有し、地域外にこの素晴らしい資源を発信できるように率先して行動していきたいと思います。本日ご列席いただきました常任理事構成メンバーの皆様、まつやま未来創造会議メンバーの皆様、心から厚く御礼を申し上げます。本日は誠にありがとうございました。
 PS:藤原グループ長・高橋副グループ長、引き続き2月23日(水)に開催される第2回有識者会議(意見交換会)をよろしくお願い致します。

 『土井中先生の情熱講演』

 本日は第1回の有識者として、講師に土井中 照先生にお越しいただき、「バカ者からの提言~食によるまちおこしの光と影~」のテーマの下、まつやまの食文化について講演をしていただいた。土井中先生は私たちに、これまでの「まちおこし」となるきっかけと行動を赤裸々に教えて下さった。そして、今治鉄板やきとりの誕生の秘話や、全国にその名が知られていく沿革が明らかとなったのであった・・・。「やりたいことを想い続けると実現する」ことを、土井中先生から教わった・・・。

 『講演後の意見交換会』

 約50分間の意見交換会(フリーディスカッション)が行われました。土井中先生から情熱講演を聴いた私たちは、一人ひとりが本気・本音で先生に質問をさせていただきました・・・。

 『有識者会議後の懇親会』

 第1回有識者会議(意見交換会)後は、居酒屋「酒八」にて、土井中先生を囲み懇親会を開催しました。瀬戸内の新鮮な魚と美味しい地酒で笑いと笑顔に包まれた懇親会・・・。岡田副議長の乾杯の発声の下、懇親会はその幕を開けました。

 数々の瀬戸のお魚が出てきました。珍しかったのが、シラウオの踊り喰いだった・・・。本日これを初めて見るメンバーも多かったが、踊りながら喉を通っていくシラウオに、テンションは最高潮となったのは言うまでもない・・・。土井中先生、最高のお料理をご紹介いただきまして、誠にありがとうございました。