『別れの時』
10月22日(火)即位礼正殿の儀の行われる日、2017年度JCIスポンサーシップ パース研修旅行(日本帰国)を迎えた。昨日のピナクルズツアーでは、行き帰りの移動のみで約4時間以上は掛かるものだったが故、帰ってきたのは真夜中の1時だった。移動だけでもかなりパワーをごっそり取られるツアー・・・。しかしながら、おかげで日本では決して味わうことのできない神秘的な沈みゆく真っ赤なサンセットを拝むことができたのだ。そんな感動に包まれる中、今日は名残惜しいが日本帰国の時を迎える。正午に3日間お世話になったクラウン タワーズ パースをチェックアウト後、パース市街地(ここで大事件が起きる)で昼食&ショッピングを楽しんでから日本帰国するべく、パース空港に向かったのであった。
名残惜しいパースの街に別れを告げて、今日から明日に掛けて約10時間のフライトで成田空港を目指します。声を掛けてくれなければ、なかなか訪れる決断ができなかった街(パース)・・・。自身の人生の新たな歴史を刻むとともに、大きな自己成長を遂げることができました。明日は松山帰省の一日となりますが、機内でも存分に楽しんで帰りたいと思います。明日へと続く・・・。
『タクシーを降り立って1分後の姿』
ホテルチェックアウト後、日本帰国までの時間をパース市街地で過ごすことにした私たち・・・。タクシーで市街地まで行って金を払って出た1分後に、ポケット内に携帯が無いことに気づいた。落胆で大きく崩れ去った私・・・。すぐさま、ダメもとで巨神兵の携帯から自身の携帯に掛け続けた。1回目は誰も出てくれなかったが、もう一度掛けなおし粘ってみると、なんと「ハイ!ハイ!」と外国人の声がした。「ヘイ!プリーズ リターン!」と出てくれたタクシーの親父に言うと、理解してくれて再び降り立ったところへと来てくれたのだ。こうして、戻ってきてくれたタクシーの親父に100ドルの誠意を渡し、事なきを得た私は最高に運が良かったことを自覚した。より、パースが好きになりました。
『天と地を味わった後の昼食』
携帯を無くしてしまうことがどれだけの損失となるかを考えるとゾッとした私・・・。戻ってきた携帯を片手に、安堵に包まれた昼食となった。昼食にはカンガルーミート&ステーキ&オイスターを選択し、食べに食べまくった私たち・・・。何はともあれ、この巨神兵の携帯電話作戦のおかげで、事なきを得たことに感謝した。この後、ショッピングを楽しんだ後、パース空港に向かい、日本帰国への約10時間のフライトで飛び立ったのであった。さよなら、パース!そしてありがとう、タクシーの運転手さん!!