『チェックアウトの日』
2月27日(月)、JCIスポンサーシップ マカオ盗難旅行(五日目)の朝を迎えた・・・。長い長いマカオの土日(警察&移民局が休み)がようやく明けて、パスポートを盗難された私がマカオを出境するために、マカオ警察で紛失証明書を取得した後、マカオ移民局の本部事務所で出境許可手続きを行うことができる・・・。一日がこんなに長いものとは思いもよらなかった。そんな心持ちの中、5日間お世話になったホテルロイヤルに別れを告げて、いざ現地ガイドさんと共にマカオ治安警察局へと向かったのであった。
10時よりホテルから出発し、車で5分の場所にあるマカオ治安警察局に到着した。窓口前に座り、2日前から何回も書いている申請書らしきものに情報を記載していく・・・。名前、住所、電話番号、盗難に遭った日時、親の名前・・・。親の名前?、そう、マカオでは申請書類を記載の時に自身の親の名前を記載する文化があるとの事。ローマ字表記で親の名前を記載した。約50分で盗難証明書が出来上がり、日本帰国へのファーストステージをクリアする。その後、マカオ移民局に向かう前に香港で必要となるパスポート用証明写真を街中の写真屋さんで取得(120ドル)する。証明写真をゲットした後、島を渡ってマカオ移民局へと向かい、順番待ちの面談切符を受け取って担当者にパスポートを失ったことを伝えた(←ガイドさんの賜物)。ここでは、香港へと入境するための仮パスポートの申請をしてくれる場所・・・。写真撮影と指紋採取を行い、手帳サイズの小さなペラの仮パスポートを作成(約60分)してくれた。こうして、マカオ出境する手続きがすべて完了したので、船着き場に訪れ、ターボジェットに乗り込み、マカオを出境することに成功したのであった(ここでガイドさんとお別れ)。
ターボジェットに揺られて1時間10分で香港に到着した。入境手続きを行うために、出来立てホヤホヤの仮パスポートを提示し、暫し待つ・・・。暫し待つ、暫し待つ・・・。香港フェリーターミナルで待ち続けること60分、本日香港でお世話になるホテル名、明日香港を飛び立つ航空券の情報を伝え、何とか香港に入ることができた。そして、タクシーで領事館46階に赴き、盗難届と出国手続きの2つの書類に情報を記載して、明日の10時にいただける旅券関係受理票を取得することができたのであった。
明日の10時に旅券関係受理票を160ドルと共に提示し、香港国際空港から日本帰国を果たします。今日は領事館近くのマンダリンオリエンタル香港で明日に備えます。明日の帰国への道、明後日の松山帰省への道へと続く・・・。
『香港入境許可証の発行』
治安警察局での盗難届を取得し、マカオ移民局へとコマを進めた。携帯も無く、ガイドさんが付いていなかったことを考えると末恐ろしさを覚えた。ガイドさんのおかげで、マカオ移民局でも何の時間も余すことなくスムーズに香港入境許可証を手に入れることができたのであった。ホテルを出てからのここまでの所要時間は1時間30分。これから、フェリーターミナルに向かいます。
『香港行きのターボジェット』
マカオのフェリーターミナルに到着し、150ドル支払い香港行きのターボジェットの切符を取得した。何とか13時出航のターボジェットに間に合った私・・・。ここまで運転&通訳してスムーズな誘導をしてくれたガイドさんに、心から感謝を申し上げて別れを告げた。これより、1時間10分の船の旅となる。
『本日の手続き全てが終わり吉野家へ』
船の旅1時間10分を終えて、香港フェリーターミナルに辿り着くことができた。ここで、他の乗客たちと同じく入国審査待ちをし、並んで私の番になって出来立てホヤホヤの香港入局許可証を提示すると、目の前の税関人の顔色が変わった。分かりきっていたことではあったが、私だけ別室行きを命じられ、そこで50分の時間を費やすこととなる。しかしながら、フジトラベルサービス川中君のおかげさまで、LINEへの本日香港で宿泊するホテルの情報と明日帰国するための航空券情報で時間短縮させることに成功した。その後、香港フェリーターミナルよりタクシーに乗り込み、近くの領事館へと赴き、盗難届と出国手続きの2つの書類に情報を記載して、明日の10時にいただける旅券関係受理票を取得することができたのであった。安堵感に満ち溢れた私は、今日一日何も食べてなかったので、そのまま吉野家へと直行して、今一番人気と表示されていた牛飯&チーズ(42ドル)を食べて腹の欲求を満たしたのである。牛飯はまずまずだったが、牛丼とペプシはまったく口に合わなかった。
『高級すぎるホテル』
牛飯&チーズを食べた後、取っていてくれたマンダリンオリエンタル香港にチェックインすることにした。すべて英語での対応だったが、何とか誤魔化してチェックインを果たすことができた。ノーパスポート、ノークレジットカードの言葉にホテルマンも同情の顔を浮かべていたのは忘れられない・・・。マカオでスッカンピンとなってしまった私にとって高級すぎるホテルにびっくりした。キングベッド、でかすぎるテレビ、トイレとバスルームが別々、アメニティーがすべて手の届くところにある等、かなり高級なホテルであった。しかしながら、Wi-Fiが思うようにならず、登録しても1分で切断が繰り返されたので、本日のブログは断念してふて寝することにした。8時30分頃であったか、ふて寝していると、突然部屋にホテルレディーがいたので思わずビックリすると、相手側もかなりびっくりしていたのか「ギェー」と今まで聞いたことの無い叫び声と共に部屋を後にした。一体ホテル側が何をしたかったのかまったくわからなかったが、今日も一日無事に過ごすことができました。明日、帰国へのミッションへと続く・・・。