『宮脇方式リーダー研修』
4月10日(土)、伊予銀行体育センターにて、「森のあるまちづくり」プロジェクト植樹祭が盛大に開催された。思い起こせば昨年の12月21日に、伊予銀行本店4階ホールで横浜国立大学名誉教授である宮脇 昭先生による「地域経済と共生するいのちの森づくり」をテーマとした、講演会が開かれた。日本全体の中でも、森が少ないまちに属する松山。基調講演の中で、生き生きとした命あふれる生活と健全な地域活性の原点は、「いのちの森づくり」であるということを宮脇先生は仰った。それが本日、あの基調講演から約4ヵ月間の時を経て、「ニセモノの森は大嫌い」という、宮脇先生と伊予銀行様の強い想いが実現し、伊予銀行体育センターで地域皆様と共に植樹祭が執り行われたのである。
早朝より、宮脇先生と各グループのリーダーたちは、宮脇方式と呼ばれる植樹方法を伝授される。リーダーたちは真剣な眼差しで宮脇先生の話を聴いていた。植樹方法を学んだリーダーたちは、植樹祭式典にて地域の方々をお迎えするべく、全員配置に付いたのであった。まもなく、「森のあるまちづくり」プロジェクト植樹祭がスタートを迎える・・・。
本物の木に拘った、宮脇方式で使われる苗木の種類は26種で、今回の総本数は実に4500本にも及んだ。土地本来の植生を中心に多くの樹種(多様な広葉樹)を密植させ、植物間の生存競争を促して強い森を育てるのが狙いである。一つの樹種だけを整然と植える従来とは正反対の植林方式で、まじぇてまじぇてまじぇまくる(まぜてまぜてまぜまくる)。こうすることで、ニセモノではない本物の森が誕生するのである。親・子供・上司・部下・同僚・老若男女関係なくお互いが協力し合いながら、各グループリーダーを筆頭にスコップを手に一本一本丁寧に植えていった・・・。
本日は、「森のあるまちづくり」プロジェクト植樹祭が盛大に執り行うことができましたこと、心からお喜び申し上げます。弊社から齊会長をはじめ多くのスタッフを参加させていただきましたこと、心からの感謝と御礼を申し上げます。宮脇先生から植樹方法を伝授していただき、各グループリーダーとなり、学んだことを教えながら協力しながら体験していく本日の植樹祭は、門屋組スタッフにとって最高の思い出と感動をいただきました。今後ますますエバーグリーンの名の下に、松山が森のあるまちになっていきますことを切に願っております。本日は誠にありがとうございました。
『宮脇方式リーダー研修2』
各グループリーダーは植樹する苗木の間隔や掘る深さなどを宮脇先生に教わりました。植えた後は、手で土を優しく押さえる程度にするのがポイントです。
『宮脇方式リーダー研修3』
植樹が終了すると、土が見えなくなるまで藁を敷きつめていきます。これを「マルチング」作業といいます。主に乾燥防止や雑草抑制、土の流出などを防止する役目となっています。防止月日が流れると、この敷きつめた藁が腐葉土となり、土に馴染んでいくようです。
『宮脇方式リーダー研修4』
藁の敷きつめが終了すると、今度は縄で藁を固定していきます。縄締めは慣れれば簡単ですが、苦手な方も多かったようであります。
『宮脇方式リーダー研修5』
宮脇方式リーダー研修終了でございます。グループリーダーの皆様、大変お疲れ様でした。この後、地域の皆様をお迎えしての本番が待っています。各グループリーダーは配置に付きました。
『26種類の苗木』
本物の木に拘った、宮脇方式で使われる苗木の種類は26種で、今回の総本数は実に4500本にも及びました。
『「森のあるまちづくり」プロジェクト植樹祭式典』
「森のあるまちづくり」プロジェクト植樹祭式典開催に先立ち、伊予銀行森田頭取よりご挨拶が行われました。
『1番グループにて・・・』
早速、齊会長と私も、スコップを片手に一本一本の苗木を植樹していきました。植樹作業を、スーツ+ジャンパーという組み合わせは非常に暑かった。大量の汗をかいたのは言うまでも無い・・・。
『各グループでも・・・』
グループリーダーの采配の下、協力し合いながら植樹を行っていました。ふと見ると、イッパチ会の山路くんも植樹を行っていました。ここのグループの植樹スピード(段取り)は、どのグループよりも非常に速かったように思います。
『子供たちも・・・』
親に言われる前に自分で考え、行動していました。「奏来も大きくなったらこのように育ってほしいな~」と思いながら、植樹の様子を眺めていました。
『縄締め作業』
藁を敷きつめる「マルチング」が終了すると、縄締めの作業に移ります。この時、左右の作業者同士が声を掛け合い、協力して縄締めを行っていきます。この姿に私は、非常に感動致しました。
『本日の植樹記念を祝して』
「森のあるまちづくり」プロジェクト植樹祭は、みんなの力で大成功となりました。本日の植樹祭に参加させていただき、最高の思い出と感動をいただきました。今後ますますエバーグリーンの名の下に、松山が森のあるまちになっていきますことを切に願っております。本日は誠にありがとうございました。
PS:門屋組スタッフのみんな、今日は本当にありがとうございました。グループリーダーや受付を担当させていただき、地域の皆様と共に、植樹祭に参画することができました。今後また、この思い出と感動を地域に家族に伝え、地域に愛され役立つ会社になっていくように、共に発展・繁栄して行きましょう。本日はお疲れ様でした。