TERUHIKO BLOGてるひこブログ

プライベート

初節句(雛祭り)を迎えて

2010-03-04 14:03

RIMG0023 『妻の十五人飾りの前で・・・』

 3月3日(水)、奏来にとって初の節句を迎えた。赤ちゃんが生まれてから、最初に迎える節句の祝いを初節句と言い、女の子は3月3日に雛祭り(桃の節句)を行う。本日は女の子にとって特別な日である。この写真の十五人飾りの雛人形は、妻の初節句におばあちゃんに買ってもらったもので、2週間ほど前から奏来の初節句に向けて、お母さんと妻が飾り付けをしたのであった。古来より、嫁方の親が、子どもの身代わりとなって災いが降りかからないようにという思いを込めて、雛人形が贈られる。こうして、女の子の健やかな成長と幸せを願う雛祭りは、毎年毎年このような形で行われるのである。奏来は初の節句を迎え、何だか嬉しそうな表情を浮かべていた・・・。
 先日、お父さん、お母さんに買ってもらった秀峰の親王飾り(初節句に向けて2010年2月12日のブログ参照)が、いつも奏来を見守ってくれている。またいつの日か、奏来が節句の文化を、そしてこの雛人形を、次世代へと伝えてくれる日が来ることを、私たち夫婦は心から願っている。おじいちゃん、おばあちゃん、家族のみんなが注目してくれた初の桃の節句は、思い出となる記念写真を撮った後、幕を閉じたのであった。奏来が「ありがとう」という感謝の言葉を言ってくれるのは、いつの日か?・・・。待ち遠しく思う今日この頃・・・。

RIMG0036 『着物を着せられた奏来』

 母が昔から集めていた子ども用の着物を着せられた奏来。それを着せられた奏来も、「ギャー、ヴァー、ヤー」と奇声を上げて、体全体で喜びを表現していたのであった。

RIMG0026 『親王飾りの前で・・・』

 これから奏来が成長していく上で、いつも見守ってくれているお内裏様とお雛様。そんな見守ってくれているお内裏様とお雛様の前に飾られた妻の創作物(ケーキ)は、自然と力が入ったようである。

RIMG0029 『創作物(ケーキ)の数々』

 この日の為に、妻は色々と考えていたようである。今日というこの歴史は、また奏来から次世代へ受け継がれる・・・。

RIMG0052 『創作物は晩飯時にも・・・』

 「奏来の初節句を自宅で祝おう」ということで、創作物は晩飯時にも作られた。ウズラの卵の顔、菜の花のお雛様の髪、ハムの扇、海苔を巻いた帯、卵焼きを羽織った着物などの、凝った雛人形型のおにぎりは、数分後に私の胃袋に消えていった・・・。お白酒で、奏来の初節句を祝って、私たちは乾杯した。「初節句おめでとう、奏来!」