『愛媛政経懇話会』
2月24日(水)、東京第一ホテル松山にて、第401回愛媛政経懇話会が開催された。本日の講演は、講師にNPO法人地方自立政策研究所理事長の穂坂 邦夫氏の下、講演テーマを「地域を再生する自治体の力」と題して行われた。
その講演の中で先生は、地方自治体を住民がオーナーの大規模サービス企業であると仰った。そして、中小企業や地場産業が生き残り、地方が再生するには、住民の出資会社である自治体の力を存分に使わないといけないと強く発信した。更には、中小企業に技術力はあるが、市場の変化に対する情報分析力や販売技術力が不足している分、市民やマスコミと連携をとり、自治体と一体となって活動することが地域再生の鍵であると仰った。
本日の講演を聴いて、私自身、今まで考えてもいなかったことが改めて気づかさせていただきました。「坂の上の雲」が松山から発信される中、今一度、自治体・中小企業・市民・産業界・マスコミが力を合わせ、地域再生に臨まなければならないと・・・。本日の講演会、誠にありがとうございました。愛媛政経懇話会が終了し、その後、日本政策金融公庫松山地区異業種交流会に向かうべく、私は大和屋本店を目指した。
大和屋本店に到着し、早速研修会が2階大和の間で行われた。研修テーマは「成功の哲学」~人をひきつける魅力とは~と題し、講師に天台宗僧侶の藤井 妙法氏の下、進められた。
講演に入ってから30分間、先生の生い立ちを赤裸々に語って下さった。その先生の生い立ちの中でも私が一番印象に残ったのは、「神様・仏様・御先祖様に私たちは生かされているんだ」という気持ちを常に持ち、「感謝して生きろ」という親からの教えがあったというのが、一番印象に残っている。そしてまた、人生を歩んで行く中でどんなに道を外れてしまったことがあっても、いつまでも自分を信じてくれた両親に対し、感謝して生きることの大切さを教えて下さった。
30分後、先生の話は成功の法則へと移り変わる。成功の法則とは、第一に「高い志」(自分の仕事に誇りを持っている)を持っているかということが挙げられた。そして第二に、「使命感」(日本・地域の発展の為に・・・)を持っているかということ。更に第三は、自分自身の「存在価値」を持っているかということ。「存在価値」の中で例えば、「私は○○の為に生きています」ということが明確に且つ具体的に発信することが出来るかということである。これらのことを理解し、存在価値が明確に出来ている者は、どんな逆境や屈強にも耐え抜くことが出来る強い人であるという。
結びに、「人生の成功者や勝利者と言われる人達の中で、幼児期から晩年に至るまで全て順風満帆の人生を歩んだ人は一人もいない。」「みんな大変な努力をして困難を乗り越え、自分の信じる道を邁進している。」と、先生は仰いました。本日の先生の講演を聴いて、私自身、高い志を持って「死ぬまで諦めない」ということを学ばさせていただきました。今後、自分自身の存在価値を高め、使命感を忘れることなく、日本・地域発展の為に頑張っていきたいと思います。本日は誠にありがとうございました。
『藤井 妙法先生の講演会』
私の「存在価値」は、門屋組4代目として初代から2代目、2代目から3代目へと脈々と受け継がれた「誠実一途」「顧客本位」の気風を忘れることなくマル留精神をもって、家族・社員・協力会社・地域と共に本気・本音の一丸を目指し、次の後継者に受け継いで行く為に生きています。※本気でやれば何でも出来る。
講演会後、日本政策金融公庫を中心とした松山地区異業種交流会が盛大に開催され、一期一会の出会いとご縁の機会をいただきました。