TERUHIKO BLOGてるひこブログ

イッパチ会

第11回国営讃岐まんのう公園リレーマラソン大会

2010-01-11 12:01

IMG_1123 『大会説明及び参加者全員による体操』

 1月10日(日)、昨年と同様(国営讃岐まんのう公園42.195kmリレーマラソン(2009年1月13日のブログ参照))、第11回国営讃岐まんのう公園リレーマラソン大会に出場した。今年に入ってから調子の悪かった私の体は、この2日間、朝昼晩と薬を飲み続けるも、回復の兆しは見えていない。このマラソンの形式は、何人参加でもOKのリレー方式で、1周2kmのまんのう池周囲を21周し、42.195kmを走り切るというルール。今年のイッパチ会のチーム編成は、5人と4人の2チームに分かれて、お互いのタイムを競う方式をとっていた。しかし私は、1月31日の第48回愛媛マラソンのことを視野に入れて大事を取って、1周だけでみんなに勘弁してもらおうと昨日からずっと考えていた。そんな心境の中、スタートの合図であるピストルの音と同時に、各チームのトップランナーたちは一斉にスタートアーチを潜り抜け、セカンドランナーにタスキを託すため走り出した。
 1周2kmのアップダウンの激しいコースを経て、イッパチ会のトップランナーが返ってきた。「よっしゃーここにおるでー」とセカンドランナーは自分の存在を大きくアピールしていた・・・。「んっ!!!あれ!!!」、私は今何が起こっているか一瞬訳が分からなくなったが、明らかにイッパチ会トップランナーたちが、青のマル留法被と黒のマル留法被を着ていたのである。黒留チームに関してはヘルメットまで着用していた。イッパチ会の仲間たちに、本日迎える門屋組創業100周年記念として、サプライズドッキリをしてやられた私・・・。これについては、齊会長、佐伯さんも知っていたことだという。この粋な計らいに感動を受けた私は、体調不良も一気に吹き飛び、仲間たちから元気をもらったのである。こうして、イッパチ会黒留チームと青留チームの2チームが結成された。さて、この結末はどうなるのでしょうか・・・。
 受け渡し、受け渡されるこのタスキには、ランナーたちの「頼んだぞ」と「任せとけ」の二つの想いが込められていた。その想いの込められたタスキを、最終21週目の最後のランナーである黒留チームの私と、青留チームの萩野さんに託されたのである。「ハァ、ハァ、ゼィ、ゼィ」と、冷たい空気を浴びながら、必死に栄光のゴールに向かって走った・・・。ゴールで仲間たちと早く会いたいという想いを胸に・・・。
 ゴール100m前で文野さんからマル留ヘルメットを受け渡してもらい、80m、70m、60m・・・とだんだん近づいてくる。そして念願のゴールアーチを、黒・青チーム関係なくみんなで潜ったのである。全員で力を合わせ、42.195kmを走り切った。頭の中に、「お疲れ様、ご苦労様、おめでとう、やったぞ、辛い、嬉しい」の言葉が過ったのだが、何よりも最後には「ありがとう」の感謝の言葉が100%支配したのであった。
 イッパチ会の皆さん、門屋組創業100周年記念サプライズドッキリをしていただきまして、本当にありがとうございました。そして、全員で無事に完走出来ましたこと、心から感謝申し上げます。次の200周年に向けての第一歩を、皆さんと共に歩むことが出来ました。100周年を迎えてからが、弊社全体のスタートと考えております。今後ともよろしくお願い致します。

IMG_1139 『チーム空飛ぶ車屋』

 日野さんチームリーダー筆頭に、5人の「チーム空飛ぶ車屋」が結成された。この時まだ私は、マル留サプライズを聞かされていなかった。この後、黒留チームに変貌する。「頑張るぞ、オーーーイ!!!」

IMG_1148 『チーム錬金術師』

 萩野さんチームリーダー筆頭に、4人の「チーム錬金術師」が結成された。この後、青留チームに変貌する。今思い返すと、この時2チーム共、私に対して変な違和感があったのを感じた。「絶対に勝つぞーー、よーーーい!!!」

IMG_1225 『タスキを受け渡し、受け渡され』

 チーム錬金術師のリーダー萩野さんが最初に返ってきた。そして、その羽織っていた青留法被を、セカンドランナーである越智くんに受け渡していた。ここで私は、門屋組創業100周年記念サプライズドッキリを目の当たりにするのである。「んっ!!!あれ!!!」

IMG_1244 『タスキを受け渡し、受け渡され2』

 更にその後、チーム空飛ぶ車屋の黒田さんが返ってきた。そして今度は、青に続く黒のマル留法被とヘルメットを着用して返ってきたのである。「え、え、何でなん???」、私の脳は前日からの記憶をフル稼働して思い返していたのであった。

IMG_1251 『タスキを受け渡し、受け渡され3』

 黒留法被はトップランナー黒田さんからセカンドランナー文野さんへ受け渡し、タスキと共に受け渡された文野さんも更に前へ・・・。こうして、青留チーム、黒留チームの対抗リレーマラソンは、サプライズと共にスタートを迎えた。

IMG_1265 『タスキを受け渡し、受け渡され4』

 青留チームセカンドランナー越智くんから、サードランナー山田さんへタスキが受け渡された。サードランナーの山田さんは、まだこのコースの辛さを知る由もない・・・。

IMG_1293 『タスキを受け渡し、受け渡され5』

 青留チームサードランナー山田さんから、再びチームリーダー萩野さんへタスキが受け渡された。軽快に走る青留チームに黒留チームは3分のタイムを引き離された。

IMG_1301 『タスキを受け渡し、受け渡され6』

 一方、黒留チームは、セカンドランナー文野さんからサードランナー日野さんに、そしてフォースランナーである山路くんへとタスキが受け渡された。黒留チームはマイペースに、2km9分台をキープしていた。

IMG_1303 『タスキを受け渡し、受け渡され7』

 黒留チームフィフスランナーの私は、法被を羽織り準備完了。フォースランナー山路くんの返りを待っていた。この緊張感は何とも言えない・・・。

IMG_1313 『タスキを受け渡し、受け渡され8』

 黒留チームフォースランナー山路くんからフィフスランナーの私に、タスキが受け渡された。「頼むけん、気管支ちゃんもってくれよ」と頭に念じながら、前へ前へと走った。

IMG_1333 『タスキを受け渡し、受け渡され9』

 「ハァ、ハァ、ゼィ、ゼィ」と気管支が悲鳴を上げる中、2kmを走り切った末、何とかタスキを黒田さんに受け渡すことが出来た。最終距離は42.195km。まだまだ5周目の、10kmを走り切ったところである。

IMG_1451 『タスキを受け渡し、受け渡され10』

 青留チームは、チームリーダー萩野さんから、秘密兵器のカッパ戦士である清水さんにタスキが受け渡されていた。何も練習してない清水さんにとってこの過酷な2kmのコースは、如何なものだったでしょうか・・・。

IMG_1468 『ノックアウトの図』

 やはりこの2kmはかなり過酷のようであった清水さん。しかし、皆の想いの込められたタスキは、次のランナーに受け渡されましたよ。清水さん、本当にお疲れ様でした。

IMG_1576 『最終21週目を迎えて・・・』

 ゴール100m前で文野さんからマル留ヘルメットを受け渡してもらった、黒留チーム最終ランナーの私。80m、70m、60m・・・とだんだんゴールが近づいてくる。

IMG_1591 『全員で栄光のゴールに向かって・・・』

 全員の想いの込められたタスキと共に、栄光のゴールを潜ることに成功した。全員で力を合わせ、42.195kmを走り切った。頭の中に、「お疲れ様、ご苦労様、おめでとう、やったぞ、辛い、嬉しい」の言葉が過ったのだが、何よりも最後には「ありがとう」の感謝の言葉が100%支配したのであった。
 

IMG_1606 『全員で栄光のゴールに向かって・・・2』

 青留チームは、チームリーダー萩野さんが最終ランナーとして栄光のゴールを潜ったのであった。全員でゴールを迎えた時は、涙が出そうになった。萩野さん、色々とサプライズ段取りをしていただきまして、誠にありがとうございました。

IMG_1632 IMG_1634 『記念写真』

  チーム空飛ぶ車屋(黒留チーム)の完走タイムは、3時間9分25秒618であった。総合順位94位。部門別順位30位。
選手名
 「山路 大助」 「黒田 尚樹」 「門屋 光彦」 「文野 智」 「日野 健治」 

IMG_1637 IMG_1642 『記念写真2』

 チーム錬金術師(青留チーム)の完走タイムは、3時間12分41秒167であった。総合順位109位。部門別順位33位。
選手名
 「越智 亮平」 「萩野 貴史」 「門屋 光彦」 「山田 健次郎」 「清水 里香」

IMG_1645 『全員で完走記念写真』

 IRCニューリーダーセミナー18期生で出会った私たちイッパチ会は、これから更に前へ前へと挑戦し歩んで行く・・・。本日は皆さん、本当にありがとうございました。思い出のある創業日になったこと、心から感謝しております。

RIMG0033 『愛媛新聞掲載』

 本日、2010年1月10日(日)を持ちまして、おかげさまで創業創業100周年を迎えさせていただきました。これからも、「おかげさまで」の気持ちを大切に、世紀を超えて歩み続けていきます。今後とも、「満足」「信頼」「感動」のマル留門屋組を、よろしくお願い致します。