『赤ワイン＆白ワイン』

経営者にとって勘を磨くとはどのようなことなのか・・・。そんな疑問を抱えつつ、54年間門屋組3代目として皆を引っ張ってきた齊会長と話をする機会を得た・・・。

経営者として一歩、また一歩を前進するたびに父の偉大さを実感する私・・・。1年前、2年前にはあまり実感しなかった感覚である。勘の磨き方は人それぞれであるが、三代目のこれまでに歩んできた行動、姿勢、そして信念に勘の磨き方のヒントがあるのではなかろうかと、今日はいつもお世話になっているワインバー「グランクリュ」で美味しい赤ワイン＆白ワインを堪能しつつ親子の絆を深め合いながら真摯に向き合った・・・。

数時間では経営者としての勘を磨く答えまで行き着かなかったが、こうして親と子　子と親が人生について語り合うこと、確固として揺らぐことのない絆の下に強固なスクラムを組むことが大切であることは良く理解することができた・・・。親子、夫と妻、友人同士、同僚、上司と部下、先輩と後輩・・・。色んな関係がある中、縦のつながり、横のつながりを密にし、驕ることなく真摯に進むことで勘は磨かれていくと思う・・・。勘を磨く一歩は、まだまだ発展途上・・・。門屋組3年目の年、創業200周年に向けた新たなる出発（たびだち）はまだはじまったばかり・・・。