『情熱の報告』
4月26日(木)、松山全日空ホテルにて、愛媛県中小企業家同友会 第28回定時総会が盛大に開催された。2012年度スローガン「全社一丸・同友会一丸で 人が生きる経営の実践に取り組み この激動の一年を突破しよう!」を掲げた同友会・・・。さらには2012年度の基本方針を共有し、今後の進むべく方向性が告げられた・・・。より存在価値のある組織への変革を念頭に入れた後、記念報告を聴いたのであった・・・。
本日の総会報告者は、宮城県中小企業家同友会理事の株式会社オプス代表取締役(菅原 俊樹 氏)で、報告テーマ「~人が生きる経営(共同求人・社員共育・経営指針)に愚直(ひたむき)に取り組み続けて~」の下、情熱の報告が幕を開けた・・・。
創業当時、菅原社長が描く社長像とは「全てにおいて先頭に立ち、仕事が誰よりも出来て、誰よりもやるが、給料は高くなく、面倒見が良く、要望を聞き入れる」であった・・・。社員のために良い社長になりたい・・・。総合ビルメンテナンス業を立ち上げ、フットワークを軽快に、どんなことでも熟してこられた・・・。しかしながら、価格競争や社員意識の低下、さらには元請け顧客からの圧力が大きくなってくるのを感じた菅原社長・・・。自立型企業を目指していく上で3つの課題を徹底的に実践した。それは、自社の強み(付加価値)を伸ばして非価格競争の確立と、1ヵ月1回の社内討論会を行い社員の意識改革を行い、仕事に誇りを持ちブランド化することで元請け顧客からの圧力を払拭したのである。共生企業を目指し出してから、創業当時の社長像は一変し、「社員のために」から「社員と共に」になった・・・。情熱の報告はまだまだ続く・・・。
本日は愛媛県中小企業家同友会第28回定時総会が盛大に開催され、滞りなく執り行うことができましたこと、心よりお慶び申し上げます。そして、菅原社長の情熱報告により、明日への活力(パワー)をいただきました。本気・本音の全社一丸を目指す弊社としても、本日の報告は刺激になりました。早速、明日からこの学びを実践していきたいと思います。菅原社長、心から感謝申し上げます。今後益々、愛媛県中小企業家同友会が、ご発展・ご繁栄されますことを切に願っております。本日は誠にありがとうございました。
PS:伊藤グループの皆様、本日の出逢いに感謝します。