5月1日(金)、私はパパになった。2008年9月2日に妊娠が確認されてちょうど8ヶ月間、ついに5月1日の日に第一子の女の子奏来(そら)ちゃんが産まれた。本日はこの日の一日を追っていきたいと思う。
朝、6時50分に目覚め、妻は普段と変わることなく朝食を作ってくれて一緒に食べた。その頃から妻はお腹の張りや違和感を私に訴えてきていた。「うーん、今日産まれるんかな~」とまだ半信半疑の状況で、会社に「ちょっと様子を見ます」と一報し、2時間が経過した。
今日は家の庭木の剪定に業者さんが来てくれていた。時間だけがただ過ぎていく中、9時頃に10分間おきに陣痛が確認され、その30分後には5分間の陣痛に変化していた。「大丈夫か?」と妻に聞くと、「まだ耐えれるよ」と言う。まだ余裕がありそうだと思い、しばらく様子を見た。10時に業者さんに妻がお茶を出しに行った。帰ってくるなり「ちょっとやばい」と言ってきた。病院にこの状況を伝えると「すぐに来て下さい」と言われた。そして10時20分に病院に到着した。その時お母さんも病院に駆けつけてくれた。
しかしまだ余裕の表情を見せていた妻は病服に衣替え。時折くる陣痛に対し、私とお母さんは腰を擦ったりマッサージしたりして対応した。12時30分に食事が出された。腹が減っていたのか妻は果物以外全てを食べてしまった。
14時30分には陣痛が激しくなり、分娩室へと移動した。妻が陣痛で苦しんでいる姿を見て私は「痛みを分けてくれたらいいのに」と思った。次第にこのやるせない気持ちに腹だたしさを覚えてきた。
16時20分には子宮口も完全に開いた。もう私自身いらんことを考えるのを止め、妻とそらちゃんが頑張っているのを必死に応援した。「がんばれ、がんばれ、がんばれ」と・・・。
16時40分、ついに2792gの女の子、奏来(そら)ちゃんが誕生した。出産の様子はテレビでは何度か見たことあるのだが、立ち会い出産をさせてもらって、誕生した瞬間、涙が一気に溢れ出してきた。感動与えてくれた妻と奏来(そら)ちゃん、そして病院の人たち、家族のみんな、本当にありがとう。心から感謝しております。
経営者として、父親として、家族の絆を大事にし、これからの人生一歩一歩進んでいきたいと思います。これからも家族共々、末長いお付き合いをよろしくお願い致します。
てるひこ
産まれてすぐの姿。5月1日に誕生した門屋奏来です。これからもよろしくね~!